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認知症への見方がすこし変わった

昨晩、NHKスペシャル番組で「認知症の先輩が教えてくれたこと」を見た。https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=31048

認知症は高齢者の誰もが避けて通れないので、多くの高齢者はこの番組内容が気になっていたのではないかと思う。

番組は香川県の病院で65歳で認知症と診断された男性から始まる。その男性の悩みを聴き相談に乗る“認知症の先輩”との交流を記録したものである。

誰もが認知症となりうる時代、「認知症をどう生きるか」か課題。そして認知症患者とその家族が探し出したメッセージが「認知症になってもできることはある」であった。

番組を見終わって、認知症に対する見方が変わった。でも、現実の姿はもっと厳しいような気がする。この番組に登場してる患者は認知症でも日常の生活では記憶以外に不自由はなさそうである。

夫婦には普段の日常会話もあるし、趣味のテニス仲間との交流も出来ている。認知症でも症状が軽度の部類ではないかと思う。

もちろん症状が進めば、専門スタッフによる居宅介護、施設介護が必要になる筈である。その時でも「認知症になってもできることはある」などと綺麗ごとを言ってられるか疑問に思った。

NHKにはすこし辛口の番組批評とはなったが、認知症患者や家族への新たな課題を提供し、希望を与えてくれたのは間違いない、感謝!

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コメント

こんにちは、

私も観ました。
色々と考えさせられる番組でした。
コロナに罹れば発熱したり、身体がダルクなることで発病の自覚は出来ますが、認知症も鬱的な病は自覚することが難しく、本人しか苦しみが解らないと思います。
しかし、家族にも理解されず、自分と置き換えて考えると答えが出ない問題かと思いました。

Re: こんにちは、

ご意見ありがとうございます。
認知症は春駒さんのように頭脳明晰、何事にも興味関心をお持ちな方には縁遠いと思います。でも、この病、命に直接関わらないので困りますね。また、家族や周囲へ迷惑をかけても、本人が気付かないのが不幸です。認知症になるなら、いっそコロナに罹って死んだほうがよいかもとも思います。

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